メッセージ

 史跡若松城は、『鶴ヶ城』の愛称で広く親しまれ、会津のシンボルとして、また会津人の心のよりどころとして、市民ばかりでなく、会津のすべての人々の誇りとなっております。

 私は、この名城鶴ヶ城をはじめ、先人達が築き上げてきたかけがえのない財産を未来へ引き継いでいかなければならないと常々感じております。

 そうした中、鶴ヶ城はじめ周辺の史跡や建造物を、多くの市民の力で整備・保全するとともに、会津の歴史や文化、伝統といった郷土の誇りを、次代を担う子どもたちに伝える取り組みを展開されております「会津鶴ヶ城を守る会」の皆様の様々な活動は、大変心強く、深甚なる敬意と感謝を表するものであります。

 今後も、多くの市民の皆様が、この趣旨にご賛同いただき、活動の輪が広がっていくことを期待しますとともに、参加された方々が、この活動を通してふるさと会津への思いを一層強くしていただくことを心から願っております。

 結びに、貴会のご発展と皆様のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

会津若松市長 室井 照平